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2024/07/02 お知らせ

7月 ボタニカルアート(ギョウジャニンニク)

今月のボタニカルアートは、ギョウジャニンニクです。

 

ギョウジャニンニクはユリ科に属し、鳥取県以東、北海道、千島列島、サハリン、中国東北部、シベリア東部等広い分布を示しています。

ニンニク、ネギ、ラッキョ等と同じアリュウム属に属していまして、ニンニクと同様の強烈な臭いを発します。

アリシンやメチルアリルトリスルフィド等が臭いの発生源です。と同時に有効成分でもあり、

血液を固まり難くする作用や血栓を溶かす作用が認められています。

ギョウジャニンニクは山菜の王様的存在でもありますので、広く採取され、また、栽培もおこなわれています。

このような状況ですので植物を間違う例もあるようです。

痛風の治療薬コルヒチンを含んでいるイヌサフランと間違って食べ死亡する例が毎年報告されていますので要注意です。

本画は1800年Vietzによる作品です。

本画の左上にイヌサフランを貼り付けましたので参考になさって下さい。

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