2026/04/07 お知らせ
4月ボタニカルアート(スペインカンゾウ)
今月のボタニカルアートは、スペインカンゾウです。

学名がGlycyrrhiza glabraとなっていますのでスペインカンゾウです。
学名はGlycys(甘い)+rhiza(根)とglabra(無毛の)から成り立っています。
自生地はスペイン、イタリア、トルコ、イラン、中央アジア、中国西部等広範囲にわたっています。
なお、モンゴルのゴビ砂漠では、西部にスペインカンゾウやスペインカンゾウとウラルカンゾウの雑種が
自生していることを確認しています。
ウラルカンゾウに比べて根は大きく、長楕円形の葉、穂状の花、果実の形状等が異なっています。
甘草は70%以上の漢方薬に配合され、また、2%以上含まれるグリチルリチンは
グリチロンの薬品名で肝炎や抗アレルギー用薬として使用されてきましたが、副作用も良く知られています。
近年は、イソフラボノイドの研究が進み興味ある活性が次々と発見されています。
一方では食品としても重要で醤油、味噌等の甘味料として多量に輸入されています。
本画の作者、年代は不詳です。