2026/08/04 お知らせ
8月 ボタニカルアート(ナツメ)
今月のボタニカルアートは、ナツメです。

ナツメはクロウメモドキ科に属し学名はZiziphus jujubaです。
Ziziphus はペルシャ語に由来し棘のある木を意味し、jujubaはアラビア語のナツメを指します。
ナツメは初夏になってようやく新芽が出るので付けられたものです。
新芽が出たかと思っていると小さな花が開き、真夏になる前に果実が熟し赤茶色のフルーツとなります。
古くから日本で植えられていた種は人差し指大の果実ですが、中国で広く栽培されている果実は親指大となります。
果実はそのまま食べたり、乾燥ナツメとして、また、ジャムにも出来ます。
ナツメの果実には鎮静作用、睡眠作用、健胃作用等が認められています。
成分としてはポリサッカライド、フェノール化合物、トリテルペノイド酸等を含んでおり、
抗認知活性、心血管疾患等に有効とする論文が出されています。
また、ナツメの果実を大棗と呼び葛根湯、桂枝湯、甘麦大棗湯等の漢方薬に配合され広く用いられています。
本画の作者、制作年代共不詳です。