2026/10/06 お知らせ
10月ボタニカルアート(オモト)
今月のボタニカルアートは、オモトです。
ユリ科のオモトで、学名がRohdea japonicaとなっており、Rohdeaはドイツの植物学者Michael Rohdeに因んで付けられました。
日本原産で西日本の山野に自生する常緑多年草です。
中国にも自生が見られるようです。
深い緑のつややかな葉に真っ赤な果実がつく様から、家運の繁栄や不老長寿のシンボルとして広く栽培されています。
強心作用を目的に民間薬として用いられてきましたが、有効範囲が狭く毒性が出やすいので現在では毒草に分類されています。
活性成分の研究が行われサルメントゲニンにラムノースが結合した成分が同定されました。
本成分はジギタリスのジギトキシンと同様な強心作用を示すことが明らかとなっています。
なお、近年は抗腫瘍活性の研究が行われています。
本画はカーチスにより1806年に描かれました。