2026/06/10 お知らせ
6月ボタニカルアート(ミツカシワ)
今月のボタニカルアートは、「ミツカシワ」です。

ミツカシワはミツカシワ科(以前はリンドウ科)に属する水生の1属1種の多年草です。
学名はMenyanthes trifoliata L.で、属名はギリシャ語のmenyei(表現する)とラテン語のanthos(花)の合成語で
花が下から上に咲く様を表現しています。
種名のtrifoliaはラテン語で3枚の葉を意味しています。
ミツカシワは氷河期から生き残っている植物と考えられています。
学名に示されたように3枚の小葉が水面から出て地下茎と根を延ばし繁茂してゆきます。
春には花茎を伸ばし白い花を開きます。
葉は睡菜葉と呼ばれ食欲増進等に用いられます。
これはリンドウ科植物によく含まれるイリドイド配糖体のメニアンチンやロガニンを含んでいるため苦味健胃薬として用いられます。
また、フラボノイドのクエルセチン、イソクエリセチン、ルチン等を含んでおり、
さらに、フェルラ酸、プロトカテキュ酸、クマリン類のスコパロン、スコポレチン等を含み
抗酸化作用も強い事が報告されています。
本画は1810年Woodvilleによる作です。